STORY

第3話

『持ちきれないほどあったでしょ』

「万年桜のウワサ」の結界内でいろはを見つけたやちよと黒江。
しかし、突然いろはから現れた沈黙のドッペルに飲み込まれてしまう。
目を覚ましたやちよは、みかづき荘にて、鶴乃、フェリシア、さな、そしていろはと共に普段通り朝食を囲むが、本来そこにいるはずのない黒江の姿もあった。
やちよと黒江は、その状況に戸惑いながらも現実世界ではなく、
沈黙のドッペルが見せる「夢の世界」ではないかと考え、現実世界のいろはの身を案じ、
やちよはいろはを目覚めさせるため夢の中のいろはに訴えかける。