4話
『誰も知らない、私たちの記録』
いろはは、今までの戦いを嘆く。誰も助けることができなかった、と。
しかしキュウべえは、いろはのおかげだと言う。いろはが希望を示してくれたおかげで、みんな絶望したのだと。
キュウべえは、魔法少女の絶望を望んでいたのだった。
いろはのドッペルも、いろはを追及する。
いろはがマギウスを邪魔したせいで、この先多くの魔女が生まれるのだと。
いろはが絶望しかけたその時――いろはの名を呼ぶ声があった。